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カルテット 5~8話 [テレビのこと]

2017年1~3月期のドラマ(火曜10:00、TBS)。
公式HP ⇒ http://www.tbs.co.jp/quartet2017/

『全員、片想い 全員、嘘つき』

カラオケボックスで偶然(?)出会った奏者4人。
巻真紀(松たか子)、世吹すずめ(満島ひかり)、
家森諭高(高橋一生)、別府司(松田龍平)。
彼らがカルテット(弦楽四重奏 )を組み、軽井沢で共同生活を始めて、
4話までの間に、ちょっと変わった絆みたいなものができてきた…?


5話。一流の奏者になれなかった4人の、楽しくて悲しいコスプレ姿。
6~7話。4人の中で唯一の既婚者・真紀と、失踪した夫との間に何があったのか。
8話は、全員片思い、の回。
家森いわく、片思いはひとりで見る夢、なんだそうだ。
みんなの思いはせつなくて、真紀の鼻歌はこわかった。

♪上り坂~ははんはん、下り坂~ははんはん、そうね人生は~まさか~♪


中盤以降は、4人のキャラクターの『らしい』ことがわかってきて、
やり取りがますます楽しくなってきた。
ゆるいコメディな空気の中に、すっとサスペンスが入ってくる。
わーーってトリハダさすっていると、クスッと笑えるセリフで抜く。

そういう時、いいぞいいぞ、と思いつつ不安になる。
ドラマでも映画でも、おもしろい作品を1本でも多く観たい。
だから終盤は、いつも祈っている。
「つまらないオチがついたらどうしよう…おもしろいまま終わってくれー」

観てよかった!って、ラストシーンを見届けても言いたい。
はらはらしながら、見守っているんです。
そういう意味では、どんなドラマもサスペンスなのかもしれない。



カルテット1

カルテット1

  • 作者: 坂元裕二
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2017/03/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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